スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

俺達が今ここにいる意味・・・ プロローグ(小説)

それは今から大分昔のことだ。

我国が敵国からの侵略に脅かされていた。

その都度ある「武器」とそれを扱う者達によって払いのけられた。

「適合者」・・・その武器を扱う者達はそう呼ばれた。

そして役目を終えた「武器」は忽然と姿を消し、何十、何百の時を経て再び現れる。




レゴ歴2006年11月18日 ウレグアイ特別自治州(ウレグアイ国)にて同州の反政府軍による自爆テロが起きた。
そのテロにより、州のショッピングエリアやテーマパーク、政府関連施設などが襲われ、129人(内57人がブリック人)の犠牲者を出した。
「ウレグアイの地は元々我々のものだ。ブリック共和国のものでは断じて無い!」
それがテロリストらの要求である。テロには旧政府の存在が背後にあった。

BR政府は、南部に駐屯している第4統合軍の山岳師団より対テロ部隊(のちの対テロ特殊部隊「BARST」)2個中隊を抽出し、現地に派遣。
第2空挺部隊と共に本拠地を叩き、これを殲滅した・・・はずだった。

どこから湧き出てきたのか、テロリストの残党が、彼らに同調した民兵らレジスタンス。
さらには某国家の傭兵組織を後ろ盾にして、宣戦布告と共にもう一度独立を宣言した。
BR政府は宣戦布告に応じ、のちに「ウレグアイ独立紛争」が開戦されたのであった。

制空優位なBRは当時の主力戦闘機Fー49 ハルピュリアで制空を確保し、戦略爆撃を行った。

「このまま行けば、テロリストなど半月もしないで片づく。」とは当時の防衛大臣がマスコミに向かって言い放った言葉である。

実際、BRは圧倒的に優位な状況であった。問題はこの後であった・・・

テロリストは数の優位と地の利を生かしたゲリラ戦法に、先進装備で身を固めた当時のBR陸軍は苦戦を強いられたのだ。
航空戦力を用いて、辛くも進軍を進める陸軍だったが、ここで問題が発生した。

「人員不足」であった。

元々BR軍は兵員の数が他の先進国の軍と比べ格段に少なかった。ちなみにそれは現在においても改善はされていない。
それが数においては一国の正規軍かそれ以上の兵力を持ったテロリストとの消耗戦で、最前線で戦う兵士や後方支援の砲兵ら、さらには装甲車両や航空機の乗員までもがことごとく欠けていたのだ。
元々この紛争は内乱という位置づけであり、レグドラとの戦争以降徴兵制は廃止され、予備役の兵士もあまり役立たなかった。

そして政府はこの決断を下した。
士官学校や軍訓練学校の生徒といったまだまだ未熟な、それでいて未来を望める若者を最前線に立たせたのだ。それも実戦訓練と称して・・・

その時の役人や軍関係者、さらには民間人までもが、口を揃えて当時のBRを「末期状態」と呼んだ。


さて、その末期状態の国によって死地に送られることとなった訓練生部隊の第2波にレイン・フォードという生徒がいた。
もし、彼が自分から士官学校に入らなければ、あるいわテロリストが宣戦布告を宣言さえしなければ、国が宣戦布告に応じることがなければ、彼は普通の人間として過ごせたのかもしれない。


感想
さ~て、ようやく小説版「俺達が今ここにいる意味・・・」更新です!待っていた方々ごめんなさい!(待ってない人のが多いか・・・)
元の奴の原型を全く留めていませんwほとんど説明ですw
写真付のプロローグ前後編は小説の第1話に回したく思います。
今回は前みたいな中断は無いようがんばらせていただきます。
後写真付のは小説版の話が越えるまでは残して起きたいと思います。
スポンサーサイト

Never Reverse Day プロローグ

レゴ歴20XX年12月24日AM11:28

「国会議事堂内 大統領執務室」
そこが男の仕事場である。

さすがに大統領という国家主席の座に座ったのだ、首相の時みたいに事件が起こる度に仕事を放りだし、勝手に抜け出すこともなくなった。
(首相でもダメだが。というより普通仕事は抜け出す物ではない。)
これからもうずっと抜け出さないでいてくれますように・・・
同じ党の人間や、各情報機関、報道機関、CDF(中央防衛軍)、CSS(クローン親衛隊)、ピースメイカー(国家平和維持憲兵)、軍統合司令部及び駐屯基地などの防衛機関までもが切に願っていた。
しかし同時に、何か刺激が足りないと思ってしまう今日この頃なのである。

その日の首都フォルディンは、事件らしいことが起きる気配がなかった。否、年に一度のクリスマスイブの雰囲気がそうさせてくれそうにないのだ。

よって今日という日は安全日・・・のはずだった。

会議を終えた後、議員は皆解散した。もちろん大統領たる男もである。
男に一人の女性が近づいた。

「大統領。」

男の第2秘書であるナッツは午後の予定を伝えにやって来た。

「あぁ、ナッちゃん。何か用?」

同年代の友人であるかのように男は彼女のあだ名を呼んで答えた。
しかしながら、ナッツはまだ20前半で、男とは15以上の歳が離れている。
秘書になって早4ヶ月・・・未だに男にその呼名で呼ばれるのがどうも彼女にはしっくり来ないようである。

「あ、はい。午後の予定なんですが、まず、文部省の・・・」
「パス。」
「え?」
「悪いけど今日用事があるんだよ。だから5時までの仕事とかは全て後回し!」

それはちょっと・・・というか凄く困るんですが・・・と言おうとする前に男は、

「詳しいことは君の先輩に言ってあるから。んじゃ!」

と、脱兎のごとく走り去ってしまったのだ・・・

その瞬間、ナッツは男が大統領になって初めて脱走した出来事の唯一の目撃者となってしまったのである。


その出来事は端から端へと波の様に伝わっていき、久々の首相もとい大統領の脱走により、国会や情報組織はてんやわんやの騒ぎとなった。
逆に各防衛機関の動きは早かった。クリスマスイブに起こしたかと愚痴をこぼすものはいたが、全体的に士気というよりテンションが高くなっていた。

「首相~!どこですか~!?首相~!」
「バカ!大統領だろうが大統領!」
「あ、そうだった。」

CDF隊員は国会の敷地内にまだ男が潜んでいると考え、捜索をし、その時に同僚が発したことを訂正してやった。

大統領たる男は以外と子供っぽく、ナイーブな男である。
「せっかく大統領になれたのに未だに首相と呼ばれるのは不愉快。」とは彼のぼやきである。
その為にもし居たときにそれを聞かれて拗ねられて出てこなくなるとより面倒臭くなるのだ。

最も最近では「首相」のあだ名が完全に定着してしまい、当の本人ですら「大統領?誰それ?」とたまに言ってしまう始末ではあるが・・・


「こちらバトルマスター。全部隊はピースメイカーと共同で検問を張れ、首相・・・じゃなかった大統領をなんとしても捕えるんだ!変に気分を高ぶらせて失敗するなよ!」

ブリック共和国軍中央管区統合司令部のコールサイン「バトルマスター」ことフェンリル大将は無線に向って、市街地に展開中の部隊に命令をした。
テンションを押えろ。と、現場の幹部に伝えた本人も若干機嫌の良さそうであったことから、男の脱走を聞いた時からやる気満々であったようだ。


その時のてんやわんやの状態で対応に追われている国会である。

「はぁ~・・・」

ナッツは廊下を歩きながら盛大に溜息を吐いた。
彼女の先輩である第1秘書のスコウ・ブルックスから一連の事情やそれについての反応を聞かされたようである。

「ブルックスさんはイヤに思わないんですか?」
「あいつのことを?」
「はい・・・」

あいつとは大統領のことである。彼と男とは従兄弟同士の関係で、切りたくても切れない不思議な縁で結ばれているらしい。

「んなこと言われる前に慣れちまったからなぁ・・・」
「ぐはっ!絶対先輩大統領に良いように扱われてますって。」
「なんだろうな・・・」

別に屁とも思わないスコウの態度にどう反応すればいいのかただただ困り果てるナッツである。

「にしても皮肉だね~。あいつが騒ぎを起こすたびに防衛機関は経験値を溜めていって、どんどんレベルが上がっているのだから・・・」

スコウの言うとおりで、首相だったころの男が国会から脱走したり、逆に病院から抜け出して国会へ向かうたびに軍やピースメイカーなどの防衛機関が熟練度を上げ、世界でも類を見ない実戦向きの展開能力を持つようになったのである。
逆に政権交代したばかりの政府は反応が遅いのがそれをさらに際だたせた。

「でも困るのはこっちですよ~!防衛機関と先輩は慣れてるとしても他はみんなこんななんですから~!」
「まぁそりゃ最近動いてなかったから安心仕切ってたんだろう。ついでに報道機関は慣れすぎてもはやイベント事みたいに扱ってるしな。おまけに今日はイブだしな。」
「そう!それですよ!」

よくぞ言ってくれた!という風にナッツは指摘した。

「今日はイブなんですよ!イブ!なのになんでよりによって今日なんですか~!?」

実際、その大統領が脱走した日はスケジュールがかなり変動するために徹夜の回避は不可能なのだが・・・そんなことを言うと

「嘘!うわあぁ!徹夜なんて絶対肌に悪い~!」

とブーブー文句を垂れた。この発言から恋人はいないようで、一人で寂しくクリスマス会を行うようであったらしい事がわかり、どう接して良いのかわからなくなったスコウであった。



さて、その話題となっている男を乗せたタクシーは高層ビルの間をくぐるように進んでいく。

ピースメイカーと軍が共同で検問を張るはずが、どちらも我先にと、手柄を横取りさせまいとちょっとした小競合いになった。
そのために検問の設置が遅れ、小競合いをしている最中で、タクシーが通り過ぎてしまったのである。
この組織同志の仲はどうにか改善すべきだと男は考えた。

「で、なんで急に抜けだそうだなんて?クライアさん。」

タクシーの運転手は鏡越しにその男・・・チャールズ・クライアに聞いた。
チャールズはある意味このタクシーの常連で、運転手も「またですか・・・」と別に拒むでも歓迎するでもなく彼を自分のタクシーに入れた。

チャールズは髪や服を整え、眼鏡を拭いているだけで答えはしなかった。
彼の横には日用品と共に花束やプレゼントの箱らしきものもあった。

「クリスマスプレゼントですか?」
「それもある。」

チャールズはようやくその重い口を開いた。

「いつ彼女が目覚めても怒られないようにね・・・」

プロローグ完

感想
やると言ってたストーリー物の小説はまだ出来ていないので、先週公開した大統領チャールズの過去の話みたいなものをやって行きたいと思います。よろしくお願いします。
ケータイで書いていたものを大幅に加筆してみた次第です。ほとんど初めてなのでいろいろご意見ご感想頂けたらと思います。




プロフィール

スコウ@

Author:スコウ@
ブリック共和国の官僚兼大統領の第1秘書。
現大統領のチャールズ・クライアとは従兄弟同士の関係。
チャールズが戦争後企業し、部下として働いていたことがきっかけで現在に至る。
暴走する大統領を止められる数少ない人物。

昔からの趣味でレゴをしています。
主に更新するのはミリタリーやロボット系のレゴ作品、
レゴを使ったストーリー物です。
カテゴリからぜひご覧になってください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
入国者数カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。